北海道の赤ウインナーはひと味違います。
しかも何故かこの赤ウインナーは魚屋が取り扱っています。
それは全国一般的な畜肉ウインナーではなく魚肉ソーセージだからなんです。
小樽にある「マルハ橋本商会」の赤ウインナーはホッケとスケソウタラが主原料で、味の方はまさに魚肉ソーセージ。
魚の甘さと皮の張りと詰まり具合が絶妙で「ふわっふわ」なんです。
お弁当の定番「タコさんウインナー」や「ケチャップ炒め」が無性に食べたくなる今日この頃です(^_^)v

今日は朝から『開しまほっけ』作りですが、ここ数年ほっけの価格が上昇していて、近年ではかなり高騰しています。
原因は人気の羅臼産のほっけの漁獲低迷です。
更に追い打ちをかけるように輸入物のほっけも高騰しています。
実は一昨年、絶滅危惧種に指定されているトドの資源保護を目的に、その主要なエサであるホッケの漁獲枠がアメリカで大幅に縮小されたんです。
そのため輸入量が急減し、価格も０７年と比べて約３割アップ。ロシア産の輸入価格もそれにつられて０７年から約６割高くなりました。
アメリカの漁獲制限期間は１０年。最低でもあと８年は高値基調が続きそうです。
卸値の上昇をそのまますぐには売価に転嫁できませんが、当店におきましても値上げせざるを得ない状況なのです。
このままでは開ほっけは高級魚になってしまいそうです…。

今日、7/1は待ちに待った道東方面の『ヤマメ釣り』の解禁日です。
先客がいたこともあり数はまあぼちぼちでした。型の小さなピンコばかりですが綺麗な魚体です。早速天ぷらにしていただきます♪

今日の燻製は「野付産のホタテ貝柱」と「函館産のいか」で作ってみました。
燻製にすることにより旨味がギュッと凝縮され、芳醇なチップの薫りがまたたまりません。
コレは試作品につき売り物ではないので、今晩の酒のつまみにいたします。あしからず(^_^;)

ミナミマグロは別名インドマグロとも呼ばれ黒マグロに次ぐ高級マグロです。
今日はそのカマを焼いて、甘辛いタレに絡めました。
コレがまた美味い！
濃厚なカマの脂が甘辛いタレにとけ込み、お箸が止まりません！
思わずご飯をおかわりしたくなる逸品です♪