早くも養殖鮎の上場が始まっています。
鮎は夏の魚で、天然物は県によって違いますが、６月１日が解禁となります。
やっと雪が溶け春らしくなってきた北海道ですが、一足早く「初夏の味」を楽しめます。
養殖鮎は、３月の中旬から１１月頃まで上場されます。

赤ムツは市場でも高級魚として扱われている魚で、口を開けて中をのぞくと喉の辺りが真っ黒い色をしていることから北陸地方では「ノドグロ」とよばれ特産として有名です。
白身でありながら一年を通して脂がのり濃厚な旨みを感じさせてくれる魚で、「白身のトロ」と呼ばれています。
シンプルに塩焼きや鍋、刺身や握りにも、また煮付けにしても濃厚な旨みを堪能できます。

鮎は、初夏から夏の季節を代表する食材として知られ、清涼感をもたらす食材とされています。特に初夏の若鮎が美味とされ、若鮎の塩焼きや天ぷらは珍重されています。
今日の鮎は静岡の養殖物ですが、近年の成魚養殖ではかなり天然物に近づける努力もなされていて、その技術も確立されてきています。

旬を感じさせる味覚として知られる鮎は、優美な姿と独特の香りから「川魚の女王」と呼ばれています。
きれいな川にしか生息できないといわれていますが、静岡県ではきれいな地下水を利用して、鮎の養殖を行っています。
料理方法としては塩焼きが有名ですが、天ぷらや田楽など、いろいろと楽しめます。